フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

わたおに#4。

フィギュアマニアックス#11の大嶋特集やレプリカント#15であさのまさひこがレヴューしてる『この食玩がすごい!!』とか見てあらためて感じた結論としては、大嶋優木のフィギュアとしては、白詰草話やちょびっつやリカヴィネに較べてイマイチな出来だったな、と。『学校』『制服』といった縛りが、レイアウトや色彩計画に上手く生かせてないってゆーか、逆に大嶋氏の作風の勢いをそっち方面の人向けの殺傷力へ一点集中させてるのが自分としては不満なところ。あとはベースの部材の切り方や断面形状、裏面の処理等があまりに気を使ってない感じでヴィネットとしての密度感が希薄だった。この辺は香川雅彦の『赤毛のアン』での仕事と較べると一目瞭然。一般壁のみならず腰壁や窓枠や窓台、さらには方杖や棚板、テーブルやカーテンなどの部材の厚み・材質を使い分ける匠の仕事を見た後ではとても納得いかないレヴェル。
・・・ってゆーか、わたおにでこんな事書いてもまったくの無意味ですな。魔改造でハァハァとかスク水キターとかって楽しむのが正しいわたおに鑑賞法であります。
というわけで、次回作のBITTER&SWEETに期待っちゅーことで(早)。大嶋版パワーパフガールズかよ?!