フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

攻殻機動隊SAC

ようやく続きを見れた。以前の話の感想はこっち↓。
id:Fuetaro:20040321#p1 id:Fuetaro:20040322#p1
#7は日本にお忍び来日してきた南米麻薬王国のボスの密偵。地味な話やね。小便してる時に真正面からバトーが出てきたら、そりゃヤクザの組長でもビビるわな。
#8は臓器密売で小遣い稼ぐ医学生のボンボンに正義の裁きと称して超法規的な脅しをかけて遊ぶ半ケツ少佐。非道い。ラストでトグサがオセロをやってたけど、ありえない石の配置*1だし。あと、半ケツ少佐の愛人兼看護婦のアンミラライクな制服萌え〜。
#9はネットで笑い男談義に耽る2ちゃんねるerの皆さん。半ケツ少佐は重度のネット依存症なので、運転中もチャットルームに入り浸り。廃人やね。そして委員長はなぜお下げじゃありませんかね!贋者にちがいない。あと少佐のエイリアスが妙に士郎正宗テイストなのがワラタ。
#10はヴェトナム症候群のサイコパスとバトーの過去。過去を忘れられないながらも、刑事として生きる事を自ら決意するバトーが素直にカッコ良い。
#11は重度のネット依存症の更生施設へアンダーカヴァーを行うトグサ。あっさり笑い男に返り討ち。トホ。笑い男の正体は萌え美少年?それとも擬体?うーん。
#12は前半がタチコマ家出の巻。僕もタチコマ飼いたい。住宅事情が許してくれないのですが。あとちっちゃい女の子にはスラム街にいっちゃ駄目だと教えてあげないとゴーストダビングされて密売されちゃうyo!(笑)。後半は電脳ミニシアターに通りがかりの人々を引き込む傍迷惑な映画監督登場。好きな映画に独りで行く主義のションボリ少佐にプチ萌え。
#13は16年前テロリストに誘拐された社長令嬢を救出するため、遠海のプラント島に9課が潜入。テロリストをものともしない9課メンバーの戦闘能力ってゴイス。まぁ元傭兵のバトーはともかく。しかし何故に老婆に?
#14は超大物個人投資家と殺し屋の話。半ケツ少佐は下着姿で課長を篭絡せんとするも、普段も大して変わらない露出度なので効果なし。バトーはSACでも犬好きのようで。この時代の中国は先行者タイプのガイノイドを量産してるらしい。しかも中華キャノン付!

とりあえず半分を消化したところで全体の感想を。思ったより面白かった。最初は非押井の攻殻は興味ないなぁ〜とかって思ってたけど、原作とも押井とも違う路線で勝負してるのが返って面白いかと。特に現代日本と地続きの世界観と刑事物風味の作劇とタチコマコメディリリーフのコンボが絶妙にツボ。IGブランドなので、クオリティは無問題なのは云うまでもなし。あとは後半笑い男のストーリーラインをどう収束するかでシリーズとしての評価が決まるって感じ。

*1:画像参照。オセロは挟んで返せない所には置けないルール。