昨日の日記。
新宿に行ってわたらせさんと色々廻ってたんだけども、ビール呑んでたから帰宅して即寝ちゃったので今から日記書くよ。
『ベルヴィル・ランデブー』見たー。
フランスで2002年に製作された長編アニメ映画。絵のタッチとか色彩がいい感じだったので気になってたけど、冬は見たい映画多いからどうしようとか迷ってたけどなんとなく行くことに。上映館はテアトルタイムズスクエア。入場は整理番号順なので、見に行く人は早めに窓口で受付して他所で時間潰すが吉かと。
OPは初期ディズニーっぽいけど微妙に黒いユーモアの入ったタッチでベルヴィル3姉妹のライブが描かれる。よく動くキャラとチマチマ挿入されるギャグは手塚タッチ。ジプシー・ジャズいうんすかね?ここんとこで演奏される主題歌が中々いい感じなのでOST買いとか思ったけどCCCDなので速攻で萎え。ちょっとチラシとかのタッチと違う感じかなぁと思っていると、実は作中でのTV画面だった事が判明。ラフなタッチの描線にセピアとブルーが基調の色彩。デジタルだからこそ出来る繊細なレトロタッチだ。主人公は老婆で孫の男の子と二人暮し。内気な孫を気遣い子犬や三輪車を買い与える。なんかしんみりとした話だなぁとか思ってるとあっというまに20年位過ぎてあんなに可愛かった坊やと犬ちゃんが大変なことに(笑)。孫はフランス男子の憧れツール・ド・フランスを目指してトレーニング。随伴する老婆があの三輪車に乗っているのが可笑しい。そして迎えるツールの当日、謎のMIBに拉致誘拐された孫を追いかけ、犬と二人大西洋を超え魔都ベルヴィルへ!ってな感じのお話。あんまり書くとネタバレなのでちょびっとにしておくけど、変わったアニメが好きな人には間違いなくオススメ。
『野又穫:カンヴァスに立つ建築』見たー。
http://www.operacity.jp/ag/exh56.html
初めて初台のオペラシティに行ってきたよ。でっかいクリスマスツリーの前で大道芸人が手品とかチェロ弾いてた。
んで目的は野原に怪しげな構造物がポツンと建っているだけの絵がずらーりとならんでいる不思議な個展。でも面白いんだよなぁ。気球で支持されてる細いトラスの塔とか丘の上の建物の屋根にマストが付いてるとか。んでどの建物にもちょこちょこと細い階段がついてて、それが微妙にスケール感を髣髴させる。大きなカンバスにアクリル絵具で精緻に書かれたトラスとか帆布とかのディテールを近づいて見たり遠くから全体像を眺めたり。絶対画集やWebで見るよりも本物見た方がいいと実感したよ。今日までなので、興味がある人はとりあえず見とけ!
Points of View - 視線の変遷 - 野又穫作品集
- 作者: 野又穫
- 出版社/メーカー: 東京書籍
- 発売日: 2004/02
- メディア: 大型本
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