フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

老後の楽しみにSFを。

と今日のトークで語っておられたHALさん*1にあんまり詳しくないけど僕のオススメを。
まずはキョダチク好きなら読んでおきたい『2001年宇宙の旅』でおなじみA.C.クラークの傑作。地球と衛星軌道を結ぶ軌道エレベーターの建設に情熱を燃やす技術者の物語。スリランカの歴史とかにもちょっと詳しくなれるかも。

楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)

楽園の泉 (ハヤカワ文庫SF)

後期ハインラインの長編の濃厚なテイストもオススメかと。大金持の老人が美人秘書の体に脳移植して第二の人生をエンジョイというボンクラ妄想話を頑固ジジイが書くとこうなるという色んな意味で笑える小説。
悪徳なんかこわくない 上 (ハヤカワ文庫 SF ハ 1-6)

悪徳なんかこわくない 上 (ハヤカワ文庫 SF ハ 1-6)

日本の作家だと小松左京が好きだったなぁ。この辺なんかは手垢がついてるイメージだけどやっぱり面白い。この荒唐無稽のアイディアをデータの積み重ねでリアルに描写する小松左京絶頂期の凄さに圧倒される。
日本沈没〈上〉 (光文社文庫)

日本沈没〈上〉 (光文社文庫)

栗本薫というとグインや伊集院大介のイメージが強いけど、SFも結構書いてて、ボーイミーツガールの高揚感に胸躍らせた記憶があるこの作品をお勧め。
レダ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

レダ〈1〉 (ハヤカワ文庫JA)

一番最近読んだSF(笑)。異星から来訪した謎の機械『トリポッド』に支配される未来の地球で、自由を求めて旅立つ少年達のジュブナイル
トリポッド〈2〉脱出 (ハヤカワ文庫SF)

トリポッド〈2〉脱出 (ハヤカワ文庫SF)

なんか、イマイチ古臭いセレクトで申し訳ない(笑)。多分、もっと詳しい人達が色々紹介してくれるんじゃないでしょーか。

*1:id:HAL:20050109#p2