城南島のリサイクル工場を見てきたよ。

リーテムという会社が羽田空港の対岸にある城南島に作ったリサイクル工場で、工場設備の設置前の空間を利用して行ったアートイベントに行ってきたよ。
一仕事終えた後、京急線で平和島駅へ。わたらせさんと合流してバスの時間まで結構あるのでとりあえず歩いて見ることに。環七脇の変なビルとかモノレールとかUBEの生コンプラントとか見ながら歩いていると結局城南島にたどり着いてしまう。そして空を見上げると真上に飛行機が！丁度羽田空港のターミナル２前のC滑走路の延長上に位置するので、着陸する為にランディングギアを下ろして高度を下げた飛行機が次から次へと見られる萌えポイント。

会場の工場に到着。多面形のダブルカーテンウォールにピクセルパターンをあしらったファサードがデザイナーの気合を伺わせる。ちゅかホントに工場なのか(笑)。

工場の敷地内。竣工直後の新品の工場という珍しいモノが見られるのは嬉しい限り。重機の色は全て白で統一されている。多数のカラースキームを検討した結果、直球勝負の白になったらしい(笑)。ピロティ上部の円形吹抜を囲むカーテンウォールも面白い。
中に展示されている作品は、リサイクルをテーマにしたもので、アロマオイルの匂いが漂う発泡スチロールの上を歩いたり、携帯の液晶に携帯の解体工場の映像を写したりするという感じ。一番面白かったのは重機が延々とキャッシュディスペンサーみたいな機械をアームで解体・分別している映像で、なんか真面目に仕事してるいきものっぽくて可愛い。
丁度工場の真上を飛行機が通過していくので、あたかもBGMのように心地いい轟音が鳴り響く。現代芸術を展示するには、ある意味出来すぎたロケーションだ。

見終わった後は隣の空き地で海と飛行機と空港を飽きるまで眺める。

帰りはきちんとバスに乗って平和島へ。ドンキとか￥100円ショップとかひやかしたり。豆乳鳥しゃぶしゃぶとか食べて帰った。