「X-MEN ファースト・ジェネレーション」を見てきたよ。

ちなみに原題は「X-MEN FIRST CLASS」。でもこの題名だとスコットやジーンたちの若い頃っぽいけど違っていて、その前の世代のバンシーやミスティークなんかが若い頃の話。大変面白かったとです。
ストーリーは1960年代、ミュータントの覇権を達成すべく人類抹殺の為、米ソの緊張を煽る悪のヘルファイアークラブが企む第三次世界大戦の危機を阻止すべく、プロフェッサーXとマグニートーが共闘して若きミュータントを育成する、といった感じ。二人の運命的な出会いと別れが非常にドラマティックに無理なく描かれていて、脚本も演出も上手いなあと唸らされた。今までのX-MEN映画で文句無く最高の出来。アクションも結構派手でマグニートーの磁力技とかバンシーの空中戦とかが凄い。ハリウッドの特撮って毎度のことながら凄いよな。
舞台設定に合わせて衣装や美術も60年代風に統一されており、これがまたお洒落でかっこいい！X-MENのトレードカラーである黄色と青も耐Gスーツのケプラー繊維という解釈でシックにまとまってたし。
あとキャラクターの解釈も、行く先々で女性をナンパしまくるチャールズとか妹キャラのミスティーク、いきなり脱衣しはじめるモイラとか驚きの数々。ミスティークに萌える日がこようとは…。