仙台へ行ってきたこと。
- 夏休みを利用して仙台へひとり旅をしてきた。目的は羽海野チカ原画展とジョジョ展。どちらも昨今では少数派となりつつあるアナログ手法を用いる作家であり、これだけの個性と技量を誇る方々の大量の作品を一気に目にするというのは堪らなく刺激的であった。
- ウミノ展は東京で行われた内容とほとんど同一であるが、その後書かれたイラストなどをアップデートしており、マニアとしてはその細かな気遣いに感動させられる。わざわざ足を運んだ甲斐があったというもの。大量のカラーイラストに加え、2色原稿、ネーム・ラフ等の資料、さらには資料用に作者が撮影した写真と何時間見ても飽きない豊富な内容なのに入場料がたったの600円とはちょっと良心的すぎるだろ!他の作家だったら1000円以上が相場なのではなかろうか。
- んでもう一方のジョジョ展。美麗なカラーイラストがデビュー初期から現在に至るまでの30年分、イッキにみられるとあってその変遷も興味深くあった。途中までは背景にカラートーンを使ってたのね。前述のウミノ展と比較して、iPhoneを使ったインタラクティブコミックなどの試みもあったが、それで入場料が上がるのであれば余計なお世話なんじゃないだろうかと思った。ほれあれだよ、上等な料理にハチミツをぶちまけるがごとくってやつ?