清 竜人ハーレムフェスタ2015 Vol.3に行ってきたよ。

モモーイさんがご出演する対バンイベントに仕事を定時で切り上げて行ってきたのである。主催の清竜人25は、男性ボーカルを中心に彼の妻(という設定)の女性6人による謎のアイドルユニット。そしてバーチャルアイドルであるところのミス・モノクロームと元祖アキバ系の女王桃井はるこという異色というか毛色の違いすぎる３組、久しぶりにアウェイ感バリバリかつ平日の渋谷という事で、場内にはモモイストらしき人影が殆ど見当たらず、中々の逆境っぷりに嬉しみがこみ上げる。空いてた右手側に陣取っていると、見知らぬモモイストが集まってきて10人位のグループに。これで勝つる。
まずはミス・モノクロームからスタート。半透過パネルへのリアプロジェクションによる登場で「ホ、ホワワーッ！」と湧き上がる場内。そしてギャグが滑ってもサイボーグなので冷静なモノクロさん。未来だなあ。
続いてモモーイのターン、メジャーチューンのカバー、butter-flyで掴みをキメて、Party Loveという流れ。アウェイの現場だとサボれないのでいつもよりデカい声出して頑張ったよ。中盤は21世紀からのNight Parkの聴かせる系の曲でしっとりと。MCではまんがの森の話で若い人をポカンとさせたりNTR属性とかカミングアウトしたり。あとモモイストを弟にしたい！とかわけわかんないこと言い出して、去年末のワンマンでモモイストと重婚したい！とMCして僕を感動させたあの日のモモーイはどこへ…とか内心思ったり。まあいつも思いつきで変な事言う人なんであんまり気にしませんけどね。最後は夜明けのサンバからのワンダーモモーイで盛り上がる。最後の曲になりました！→そこをなんとかー、のモモーイ現場オリジナルコールで、廻りがざわざわするのは対バンの醍醐味であるよね。最近こういう毛色の違うとことの対バンなかったからスゲエ楽しかった。あのペルシア軍に囲まれたスパルタ軍みたいな感じ、嫌いじゃないよ。なんかいつもよりモモーイの目線もらえた感じもあったし。
最後はメインアクトの清竜人25。イキナリ嫁の騎馬に跨っての登場で思わず大爆笑してしまう。ハスキーボイスのメインボーカル清竜人に可愛らしい6人の嫁が絡むポップチューンは楽曲の完成度は高くて大変面白いのだが、ライブとなるとパフォーマンスも面白すぎて、こりゃあ生で映える系のグループだなあと思った。ダンスだけじゃなくて、小芝居的に嫁とイチャイチャしたり、舞台袖から腕組で嫁のMCを見守ったり、嫁のスカートを下から覗いたりと、最後は婦人をお姫様抱っこで退場という一夫多妻制という大ネタギミックがあるからこそ可能というか、他のアイドルグループでは不可能なパフォーマンスが楽しかった。客層はどんなんだろうなあと思ってたら、清竜人氏のソロからと思しき若い女性がメインだけどもドルヲタっぽい男子もそれなりにいるというメンバー構成がフロアにも反映されたカオスな感じで、これから育つ面白そうな現場だなあ、ってなんとなく思った。客の入りも良かったし、もうワンマンライブをやるべきなのではなかろうか。
正直な処、アニソン系アーティストとのイベントよりも、今日のようにジャンル違いのアーティストとの対バンイベの方が自分としては断然楽しいなあというのが改めて実感出来た。アキハバラ・アニメシティん時のメタルとか。これからもこういうブッキングをしてほしいなあ。