フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

日記。

  • ガンダムORIGINの映画を見てきたよ。今回はシャアの過去編で、全4部作の最初の1本。今回はアバンでルウム戦役を、本編では幼少時のジオン・ダイクンの謀殺からキャスバルアルテイシアの地球脱出行まで。
  • 安彦総監督を筆頭に盤石の布陣とも言えるスタッフを見て、全く不安もなかったが、やはり期待通りのストロングスタイルガンダム映像、めぐりあい宇宙以降に制作された全ガンダム映像の中で、最もオリジナルに近いガンダムだった。こんな素晴らしい新作が今になって見られるとか、安彦氏のアニメ製作復帰というまさかの出来事とか、もうファースト世代としては感涙必至であろう。
  • とはいえ、尺的にはちと物足りないといえば物足りないのであるが、過去編第二作目は半年後の秋公開予定ということでガンダムUC程にはインターバルをおかずに公開されるだろうし、この後に間違いなく製作されるであろうオリジン本編も控えているのであるから、先々の事を考えれば我慢もできよう。
  • 本作で一番物議を醸すであろうフルCG作画のメカであるが、確かにガンダムUCの手書きアニメは素晴らしかったし、出来ればあの路線でやって欲しいなあとは思うけれども、この先コンスタントに製作する事とかガンプラ展開とか海外展開とかを考えたらまあCGに転換していく方がいいという判断だろうし、どちらが良かったかはオリジン完結までは判断するべきではないと思う。とはいえ、メカ描写に関してはアナログ時代からの経験豊富でありCG表現もいち早く取り入れてきた今西監督・板野一郎両氏が参加してんだからそうそう手書きに見劣りするようなものは作らんだろう、という安心感なんだけどな。アバンのルウム戦役も短いながらもハイカロリーで見応えある映像にしつつも、爆発エフェクト表現なんかにガンダムらしさも忘れていない感じで非常に良かった。