日記。

• アキバのソフマップで行われた、大塚明夫氏の著作「声優魂」のトークショー＆サイン会に行ってきたよ。トークショーは定員50名で入場は出来なかったけど、外の待機列でも聞こえたので良かった。メインはサイン会なのでトークは短め。一発目の挨拶は「待たせたな」である。便利だな、このフレーズ。著作を購入してくれた熱心なファンばっかりという観客を前に、結構ごきげんそうな感じだった。小島スタジオが色々あって心配してる人もいるだろうけどスタッフはみんな頑張ってるので期待してて下さいみたいな話が面白かった。
• お客さんは老若男女、色々な層の人が集まってて、大塚氏のキャリアの長さとか色々な作品での活躍が忍ばれる。ちなみに僕が最初に大塚明夫という声優を意識したのはメロウリンクのキーク・キャラダインだったなあ。毎回謎めいた立ち回りで、最終回で衝撃的な正体を露わにするという役どころで、新人声優とは思えない存在感だった。
• サイン会は結構ひとりひとりとじっくりと会話を交わしており、声やルックスの渋さからは意外といっては失礼かも知れないが気さくな人だなあという印象。僕がサインして貰っている間は、キークの最終回でのアレはとても驚いたという話をしたら、「こっちもびっくりだったよ。あの話は原作なかったから先が分からなかったからねえ。」と最終回の台本貰うまでは本人も知らなかったという面白エピソードを頂戴してしまった。なんにせよ、生で間近であのド渋ヴォイスを聞けたというだけでも良いサイン会であった。

声優魂 (星海社新書)