フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

ときメモ3の思い出。

モモーイ党せーけん放送の「ゲームの思い出」というコーナーに投稿したけど読まれなかった文章をせっかくだからこっちへサルベージ。文章直すの面倒なので、以下敬体のまま。

ファミコン時代から数え切れないほどのゲームを遊んできましたが、その中でも思い出深い一本といえば、やはり「ときめきメモリアル3」をおいて他にないでしょう!
ときメモ3というタイトルだけで失笑が漏れる人も多いかもしれませんが、自分にとってはシリーズ最高傑作であり、ゲーム史上に残るマイルストーンだと確信している作品です。

思い返せば2001年の年の瀬、仕事も納め冬休みを向かえ、例年どおりなら友人宅や実家で年越しを過ごすはずだったのですが、その年はひどい風邪を患い、独り寂しく部屋で寝込む羽目に。
そんな悲しい年末年始を救ってくれたのが、ときメモ3でした。

いちごの香りが漂う巨大な限定版の箱、そして3Dトゥーンシェーディングでそれまでの2D絵とは段違いにいきいきと動き回る女の子たち!
そのあまりにエキサイティングな体験は、PCエンジンで初代ときメモに出会った時に匹敵するものでありました。

さらに、最萌えヒロインであるところの隠れキャラにして最強ヒロイン、和泉穂多琉(いずみほたる)さんの圧倒的な存在感!
初代でいうところの藤崎詩織的なポジションにもかかわらず、病弱キャラとか趣味がDTMとだか、自分でサイトを立ち上げて主人公との出会いがリアルよりもネットが先とか、ヲタなのでデートで同人誌即売会に連れて行くと、ときめき度が爆上げとかなんか色々盛り過ぎてて現実離れしてるけど、こういうのがときメモらしさなんじゃないかなあと思うのです。

あと当時は色々取りざたされたファンドなんかも、今日ではクラウドファンディングが一般化しているのを見るにつけ、ちょっと時代を先取りしすぎてたのかもしれません。

3Dトゥーンシェーディングによる美少女ゲームという、2001年当時の人類には早すぎた最先端技術のおかげで、シリーズの黒歴史として今では人々の話題に登る事もない本作ですが、TVアニメなどでフル3D作品が放送されるようになった現在においてもうすこし再評価されてもいいのではないでしょうか。