フエタロさんの日記です。

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桃井はるこレコ発ツアー2015!STAY GOLD代官山に行ってきたよ。

9/18のはるこの秘密にて突如宣言された、3年ぶりのモモーイtwitter3年ぶりの復帰を皮切りに世田谷区民会館でのワンマン、新宿でのリリイベ3連戦、そして福岡・大阪・名古屋と続いたレコ発ツアーも今回の代官山で遂にファイナル。2ヶ月続いたアルバムリリースイベントもこれで最後とちょっと寂しい気分を抱きつつ代官山UNITへ。始めて来るライブハウスだけど、天井高が5m位あって狭苦しさもないし、床のフローリングも膝に優しい中々良さげである。割とサイドのスピーカー近くに陣取ったのだが、耳障りな感じもなかった。またここでライブやって欲しいな。
さて、今回のツアー、他の会場ではアンケートをネタにトーク>アルバム全10曲のライブ>アンコール2曲という流れで固定だったんだけど、東京のモモイストはせーけん放送とかはるこの秘密とかリリイベとかでトークは沢山聴いてるし、ネタ被りもあるだろうから、代官山ではがっつりライブやってくんないかなあ…とか思ってんだけど、初っ端からカイトのイントロが!これだよ!これこそ僕が望んでたヤツだよ!ヒャッハー!
ライブ本編の感想は名古屋とほぼおんなじで割愛。とはいえ本作STAY GOLDが名曲揃いなので、全く同じ曲順のライブだけど楽しさは全く衰えないし、モモーイの生の歌声は何度聴いても本当に素晴らしい。口からCD音源などというチャチなもんじゃない、確実にCDを上回るライブパフォーマンスを魅せてくれる、それが桃井はるこのライブの真骨頂だと思う。あとMCでは名古屋に続いてJ-POPアーティストネタ。気に入ったんだね…。
アルバム曲が終わってモモーイは一旦ステージ袖へ退場、降ろされたスクリーンに映しだされた映像はなんと今回のツアーを振り返る記録映像。今回のライブの為にtokyo toricoのスタッフが編集した労作である。というか各地の名物をモモーイがこれみよがしに美味しそうに食べまくる飯テロ映像の数々に、ライブで消耗したモモイストの空腹を激しく刺激したのは言うまでもない。モモーイ本人の影ナレ突っ込みも面白かったし。
そしてライブ後半戦はボーナスステージと銘打って、ライブで定番曲のつるべ打ち。ニューアルバム曲はどれも名曲ばかりだけど、フロアの練度では既存曲に一日の長あり、といった感じの盛り上がりだ。特に「勝利の女ネ申」は数あるモモーイソングの中でもコールの完成度ではいちばんだと密かに思ってるし、蒼く染まるフロアの美しさはいつ見ても感動的である。そして最近ではLOVE.EXEを上回り一番やんちゃな盛り上がりを見せると思われる「始発に乗って」会場内を周回するモモイストトレインに乗車するために最前からすっ飛んでいく連中は正直マジで頭おかしいと思う(褒めてない)。まあこれが許されるモモーイ現場の雰囲気は大好きだけど。ライブ最後は「カイト」。カイトに始まりカイトに終わる、本アルバムを代表する曲らしい優遇っぷりだけど、僕は「東京サバイバル」の方が好きなのでもうちょっとこっちも優遇したげて欲しいかな。そしてアンコールは名古屋に続いてワンモモで〆。10年前に作られたこの曲が今でも色褪せずに太鼓の達人に収録されたりこうやってライブで愛され続けている、まさにSTAYGOLDの象徴とも言うべき曲なのではなかろうか。
という訳で名残惜しいけれど満足してのツアーファイナル終了、アルバムリリースイベントもこれで全行程終了だ。3年ぶりのアルバムリリースをこれほどにも盛り上げてくれたtokyo toricoレーベルには本当に感謝しかない。ドワンゴの組織改編に伴いアキハバラブレコードが消滅、ホームを喪った三年間が桃井はるこに与えたダメージというのは本人はあまり口にしないけどかなり大きかったのではないだろうか。我々のような足繁く現場に通うモモイストにとってはそんなことないのだけれど、声優活動もすくなくタイアップ曲も新曲にも恵まれなかったモモーイを世間では消えただの最近見ないだの噂しているのをよく目にしては切ない気分にさせられたものだった。そんな冬の時代を経て久しぶりのアルバムリリースは本当にワクワクさせられたし、集中して行われたイベントに連続して参加する日々は充実感でいっぱいだったよ。ありがとうモモーイ、ありがとうtokyo toricoさん。次のアルバムも楽しみにしてるぜ!(早っ)