フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

『桃井はるこワンマンライブ2016 Pink Hippopo魂!!!』に行ってきたよ。


毎回モモーイのワンマンライブの後は最高オブ最高、最新のモモーイワンマンライブこそ一番素晴らしいモモーイのライブだという持論を再確認させられる事になる。おわり。

…いやほんと、感想とか必要ないっすよ!でも取りあえず記録には残しておきたいので、もはやモモーイの存在感あふれるパフォーマンスにひたすら酔いしれる全24曲、3時間弱の熱狂と多幸感に満ち溢れた今宵のクラブチッタを思い出しながらつらつらと綴っていこう。なお曲順は家元氏のtweetを参考にさせていただいた。多謝。

ポケモンGOをプレイしつつ電車に乗って川崎に昼前ごろ到着。モモーイだと他所と違って売り切れの心配はないけど逸る気持ちを抑えきれないので先行物販に来てしまうのだ。買い物を済ませた後は飯食ったり映画見て時間つぶして、友人のぷりぷり君と合流して入場。FC先行とはいえ、100番近くの微妙な番号だったけど、右サイドの比較的大人しめなエリアの二列目あたりに陣取る。モモーイワンマンの場合、後方エリアは山手線と呼ばれる巨大なサークルモッシュが発生するので、大人しく見たい人は可能な限り前の方に詰めるか壁際を確保するのは正解なのである。ダベったりポケモンGOやったりしてたらにょろりと開演。最初はPhantasista〜Last Stop〜プラチナジェットとアルバム曲からのスタート。Phantasistaは以前モモーイが数回ライブでカバーしたことがあって、そのたびに追っかけコールを殆ど誰も入れてなくて寂しく独りで叫んでたという悲しい思い出のある曲だったけど今日からは心配無用、アルバム出たのでモモイストもみんなコールしてくれるよ、嬉しいかぎりだ。
続いては夏の好きなモモーイらしいサマーソングのコーナー。知名度の高いロマサマとモモイストの中でも熱心な愛好者の多い夏だ祭りだスク水だの2曲で、歌い終わるやいなや「夏はこれで終わりじゃ!」身もふたもない宣言をブチかます桃井さん。
もっと夢見ようは古い方のだった。新しい方がBPM早くてちょっと好きくないんだよね。相変わらずUOで染まるフロアが綺麗だった。GURA GURAとか懐かしい曲を挟んでのRolling!Rolling!。「小学生は最高だぜ!」のコールで爆発的に盛り上がるフロアがヤヴァい。通報案件です。まあ僕自身は別にロリ興味ないんすけどね。
21世紀からゆめのばとん、としっとりしんみり聴かせる曲からのMy Resolution。この曲順は時間軸を感じさせるモモーイクロニクルといった趣きのあるいい感じだなあ、と思った。My Resolutionはオリジナル版が大好きで今回のライブでモモーイがどう歌いこなすのかと期待していたが、ピコピコ系アレンジだったカバーアルバム版に比べると生っぽいバンドっぽいサウンドになっていて断然恰好よかった!この曲に限らずモモーイの曲はCDよりもワンマンライブで聴く方が確実に良くなっていて、レコーディングの後も進化しているんだなあ、とシンガーとしての桃井はるこの凄さをいつもいつも思い知らされる。
続いてショルキーを持ち出してロックンロールバレンタイン。なーなーなななの部分を合唱練習させはじめて、昔そういうのあんまり好きじゃないって言ってたけど趣旨変えしたんだろーなー、とか思ったり。アンセブ曲のOS NO/YESは去年の秋に元オリヒメヨゾライベの時同じチッタで聞いたのでちょっとデジャブった。MCで「ポケモンGOが流行ってるからいちごGOGO歌おうかと思ったけど止めた」っていう発言が面白かった。とかスプラトゥーンとか任天堂の話題ばっかり話していて、「違うよ!別に任天堂の信者じゃないよ!」みたいなことを言いだして唐突に「セガのゲームは?」とコールするも「世界一ィ!」とレスポンスをしっかり返すモモイストの民度の高さというかおっさん率の高さ。きっと関係者席にいたPSO2スタッフの皆さまにもお喜びいただけたのではないだろうか。という訳でか知らんけど歌うはレアドロKOI恋。来月に本家のアークスフェスがあるから歌わないかなあと思ってたけど、歌いたいもんは歌うというモモーイスタイルにそんな配慮など無駄だった。おかげでラップパートが歌えなくてちょっと自分的には不本意な結果に。アークスフェスでリベンジを誓った。最前中央辺りにいた御仁がきっちりレアドロの踊りをやってらして大変恰好良かったのだが、さすがに今からそこまで覚えるのはちと厳しいか。
そしてのライトワンス。今回のアルバムで一番大好きな曲だし、今日聞きたかった曲だった。もうね、直立不動で聞きほれましたよ。人生も恋愛もライブもライトワンスですよ。MCで若々しい頃のモモーイが作った歌をシンガーとして成長した今のモモーイが歌うところに面白さがあると語っていたが、自分のブログエントリでも同様の趣旨の感想を書いており、別に歌の聴き方は自由で正解なんて人それぞれなんだけど、本人にそういってもらえるとなんとなくテストで花丸貰ったような嬉しい気分になる。でもこのアルバムやライブで初めてライトワンス聞いていい歌だなあ、って感じるのもいいことだしそういう新鮮さ、羨ましくもある。
ライブも後半戦に突入し、前作StayGoldからの唯一の曲、ツキにむかってうて。モモーイ現場でサビ前のかっとばせーももーい!が入るの初めてなんじゃなかろうか。松嵜麗ちゃまの誕生日でカバーした時のコールが逆輸入されたのか?2番ではコールに答えてスイングの振りを入れるモモーイが楽しそうだった。続いてはカバー曲のReckless Fireとカルマ。Recklessではフロアがペンライトで赤く燃え上がりモモーイが「速さが足りない!」と謎の煽り。みんなにクーガー兄貴のごとく会場内を走り回れというのか?カルマの前のMCでは、TOAのアフレコがとても楽しかったという思い出を語り作品に対する思い入れの深さを感じさせられた。アニス役のモモーイがこのカバーを歌うっていうのだけで色々ヤヴァい曲である。
がんばれ、それはI LOVE YOUを挟んでいよいよライブもラストスパートへ。もうすっかりワンマンライブの名物となった、フロアの後ろ半分を埋め尽くす巨大モモイストトレインが発生する始発に乗って、絶対モモーイもアレ見たさにセトリに入れてるんだと思うんだよなあ。やんちゃな人だ。続いて倍速恋愛時計とドラマーが大変そうな曲を連荘である。誰だよ曲順考えたヤツは?(答:桃井はるこ)始発と倍速の組み合わせ、速さが足りすぎてる気がする。そして本編〆はド定番にして4番打者のLOVE.EXE先生。今回のライブはいい曲たくさんあったから他の曲がラストとでもいんじゃね?って思わないでもないけどこういう定番曲は新規さんとか久しぶりさん向けには大事だよな。
アンコールからの1曲目はモモーイの最新オリジナル曲、Happy!Corona Brossumだ。こんなにライブでアガる名曲なのに、未だにフルコーラスのCD発売未定ってどうなってんの?シングル発売頼みますよ、tokyotorikoさん!
アンコールでのMC、今日聞けなかった曲があったらまたライブに来てくださいとかいつまでも変わらず歌い続けてますとか、久しぶりにくる人やはじめてくる人に向けて語り掛ける感じのMCがいつもより多めだった気がする。MCの内容なんにも考えてないとかゆってたくせにうまいMCするよなあ。こういうフロアに対する細やかな気配りがモモーイワンマンの大きな魅力だと思う。新規にも古参にも等しく注がれる優しさ。
アンコールの最後は二度目のPhantasista。なんかループ物のエロゲみたいだと語るモモーイ。この曲は自信作だと以前語っていたけど、やっぱりアルバムのリード曲的な位置づけになるのかな。一度目よりもコールの声が大きくてうれしくなる。
という訳で無事にモモーイレコ発ワンマン終了。文句なしに楽しく盛り上がれる気持ちのいいライブだったけど、あえて不満というか物足りなさといえば自分的にはサプライズがなかったかなあ、とは家に帰って思い返すとちょっと感じるかも。大体自分で予想してた*1セットリストになってたけど、未発表新曲とか自分の想像を超えるレア曲とかはなかったので、次回のワンマンではそういう驚きを期待したい。でもそんなん無くても定番曲とアルバム曲だけで十分楽しすぎるので不満は全くないです、はい。