フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

劇場版ソードアート・オンライン見てきたよ。


TVシリーズの後日談で、初見の人にはちょっと厳しいかもしれないけど、見てたなら美味しいシーンのてんこ盛りで満足の行く出来なんじゃないかと。ちょっと強引かなという展開もあったりもするが許容範囲か。そもそも殺人マシーンナーブギアの時点でアレな感じの設定だしな。原作者書き下ろしのストーリーなので新キャラクターの設定は後づけとはいえ違和感なかったし、その行動原理なんかも唐突さもなく納得のいく感じ。
そしてTVシリーズ以上にアスナさんのエロさがビンビンににじみ出てるのが凄かった…別に作中でそういう直接的な描写があるわけでもないのに、この二人もう肉体関係あるんだよな感を漂わせすぎだっちゅーの。廻りの子たちがちょっとかわいそう。でも彼氏に日記盗み読みされても怒らないのはちょっと色々許しすぎだと思うぞ。今回MVPのユイちゃんのチートっぷりは天井知らずで、クライマックスバトルで今までのキャラ片っ端から連れてくるとか冷静に考えるとひどすぎる。まあカッコいいので許すけど。あとどうでもいいけど、キリトがエイジと戦う前に「そうとも限らないぜ」ってカッコつけながら鉛入りリストバンドをぼっとんするジーンは思わず大爆笑してしまったけど、笑ってるの自分だけだった。あれえ?ここ笑うとこじゃなかったの?
背景の東京の街並み、かなりリアルに描いてて、都内在住者だった聖地巡礼とかしなくても大体知ってる場所ばっかりなので嬉しかった。とはいえ、アニメ制作期間中になくなった新宿ステーションスクエアやアキバのマック横の文具屋とかを見るのはちょっと切ない。企業ロゴもかなり多めにコラボしてて実在のロゴ多めでリアリティ向上に寄与してた。
ボスバトルが勃発する夜の東京の街頭に、プレイヤーがだんだんと集まってくるあの感じ凄い見覚えあるなあと思ってたけど、いつぞやのingressのシャード戦で東京のとあるからあげ屋のポータルに両軍のプレイヤーが続々終結してきたあの時と同じだよなあ、って今気づいた。そういう意味ではわりかし陸続きっていうか、今の時代の近未来ジュブナイルSFとしてはとても正しい姿なのかもしれない。
最後のボスバトル、アインクラッド100層のボスとオールスターバトル!という夢のようなシチュエーションを力業でとにかくやっちゃおう!というサービス精神、割と嫌いじゃない。演出・作画ともにここが山場!とばかりに力が入っていて、アスナマザーズロザリオを繰り出すカットで一瞬ユウキの幻影を横に出しちゃうウェットな演出とかもう好きすぎる。その後現実世界での消化試合はなんか花火大会っつーかキングスマンを思い出したり。幾らみんながキリトさんteeeeeを見たいっていってもありゃあやり過ぎじゃろうて。
エンディングクレジット後の最後のアレ、場内がもの凄いどよめいていて、僕らはMCUでさんざん見慣れてるアレだけどアニメの国の若い人らにゃ新鮮な手法なんだろうなとほっこりした。