フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

桃井はるこワンマンライブ 2017 〜実りの秋祭り!〜に行ってきたよ。

…さて、ライブの余韻冷めやらぬままブラウザの画面を開いては見たものの、正直なところあんまり書くことが思い浮かばない。モモーイの一番良いライブは最新のワンマンという持論を改めて再確認させられた、もうとにかく最高に楽しく高まられる自分にとっての唯一無二の至高の現場だったのよ。友達の余りチケを譲ってもらって参加した2007年のワンマンでこの楽しさに開眼して早10年、他のアーティストのライブにも色々出かけてみたけど心の底からの開放感に全身を委ねて楽しめるのはモモーイ現場だけだった。唯一の不満があるとすれば始まったライブが2時間半で終わってしまうという事くらいか。あと2時間くらいやって欲しかった。でもたぶんそれやったらこっちの体力が持たないけど。
モモーイ現場がなぜこんなにも楽しいのか、なんてことを終演後にライブ友達のぷりぷり君と居酒屋で地鶏炭焼きつつきながら語り合ってたんだけど、やっぱり何よりその自由さなんだよな、という結論になった。何を叫ぼうがヲタ芸打とうがどんな色のペンライトを振ろうが許容される懐の広いフロアの大らかさ、これがあってこそ些末事を気にせず高まりに心を委ねられるのである。他の人と違う色のペンライト振ったりイエッタイガー叫ぶと終演後にtwitterに長文テキスト画像でdisられる他所の現場ではこうはいかない気がする。あらゆる応援スタイルを全肯定するモモーイのやさしみ、奇声を上げたり怪しげなモーションで踊り狂ってもお互い見て見ぬふりをしてくれるモモイストの友愛、そんなものでモモーイ現場は出来ているのです。よくあるライブの前の影ナレによる禁止事項・諸注意がなかった。それだけ演者とファンの間に信頼関係が築き上げられているという事なんだろうか。
モモーイのパフォーマンスは相変わらず文句ない素晴らしいもので、口からCD音源なんてちゃちなもんじゃなく収録時のそれを確実に上回ってくるエモーショナルな歌唱、2時間半のライブを一滴の水も口もせず勢いも衰えずに駆け抜けるタフネス、ベテランとしての円熟した技量とハリのある清冽な歌声、まさに絶頂期であるってもうずーっと何年も同じこと思ってるんだけどいつまでも健やかに元気なライブを僕らに見せて欲しいものである。いつもとちょっと様子が違うかな、って思ったのはモモーイって割とMC長めにダラダラ話す傾向が強かったんだけど、今日はしょっぱなのワンダーモモーイから途中のライトワンス・どばとのスローバラードを除くと、とにかく疾走感のある楽曲でガンガン行く構成だったせいか、MC入れるよりもとにかく歌いたい!という先走った感じがあって恰好良かった。
今日のセトリは今年発売のシングル曲を中心に、代表曲・懐かしい曲、意外なカバー曲でとにかく最初から最後まで楽しすぎた。大好きなライトワンスとHappy!Corona Blossomやってくれたのでもう元取れた感しかないし、すみぺのげんし、女子は、たいようだった。をワンマンでは初セルフカバーも赤いゲバ棒泣きながら振り回すレベルのエモみですよ。これだけ文句の付けようがないセトリ組んでも、よくよく考えると始発も天プラもないともアキハバラブもゆめばともさいごのろっくもメールミーもetc…ってなるんだから、ほんとモモーイの持ち歌はいい歌ばっかりだなあ。いっそワンマン3デイズくらいやって欲しい。いやむしろ持ち歌全部歌うまでずーっとマラソンライブなんて最高じゃね?
正直なところ、最盛期に比べるとライブの動員もだいぶ少なくなったし声優としての露出度も減っているので、ビジネス的にこうやってワンマンライブを今後も継続出来るかというと、ファンである我々にはうかがい知れないのだが決して楽観視出来ない状況なのかもしれない。MCでモモーイが毎年こうやってワンマンライブが出来るのは奇跡のようだと、その言葉を胸に刻んで一回一回のライブを全力で楽しみ、モモーイの活動が少しでも長く続くよう応援していきたいな、という誓いを新たにした今日のワンマンなのであった。よーし、来週は浜松のリリイベに遠征するぞい。