日記。
- 今日で銀座の日劇が最終日ということで、さよなら日劇ラストショウと題された特別興行のラスト２本、1984年のゴジラと1954年のゴジラに行ってきたよ。チケット窓口で「どちらのゴジラですか？」と尋ねられるなど。すみません、両方です。
- 久々に見た84ゴジラ、若い頃よりも鷹揚になったのか数々の突っ込みどころや沢口靖子の演技もあまり気にならず楽しめた。30年以上前とあって警察や自衛隊の装備も古めで面白い。最近ではすっかり見かけなくなったデジタルではない懐かしいフィルム上映だったけど、傷だらけだわ途中ブチって切れるわと今時ありえない昭和スタイルに場内が逆に盛り上がった。昔だったらブーイングだよな。あとあれな、スタッフロールの特技監督のとこで拍手する昭和特撮マニアしぐさ、素晴らしい。
- 54ゴジラはデジタルリマスター版での上映。84ゴジラより断然綺麗だったわ。そして舞台挨拶で主演の宝田明氏が登壇。84歳とは思えない背筋の伸びたダンディな出で立ち。60年以上経っても満員の観客からの温かい拍手に感涙し、遠いところへ旅立ってしまった仲間たちも喜んでくれているだろうと感動的挨拶に始まり撮影当時や日劇ホールでの面白い思い出、ギャレゴシでの秘話などで盛り上げ、フォトセッションでは観客にも撮影可能というサービスっぷり。もう最高でした。
