フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

「モモーイQUEST外伝 Lv.41 〜あの歌この歌、歌いまくりナイト〜」に行ってきたよ。


2018年の年の瀬、いつものワンマンとは一味違う桃井はるこさんのワンマンライブが行われたので当然のように参加してきたよ。場所は新宿ReNY、いつぞやのTokyotoricoレーベルfesで行ったライブハウスだ。ここは割と横に広いレイアウトなのでFCで30番台だったおかげでなんとか最前を確保。やったー。ステージセットには関係各位からのフラワースタンドをずらりと並べるという煌びやかだけどヘンテコリンな趣向。あとソファー。トークコーナーでもやるのかと思ったらMCん時はずーっと立ってて歌ってる最中に何度も座ったり寝転んだりして、その姿が結構かわいらしかった。あとモモーイのステージとしては珍しくプロンプター用のモニタが設置されており、今回のセトリがいかに変化球か、というのを予感させられた。
さて、今回のライブはバンド編成ではなくてカラオケ音源ということで、バンドだと演奏しづらいレア曲中心のセトリという告知が事前にあり、またゲストに永野希・野川さくらというモモーイと縁の深い盟友二人が出演という事で期待値天元突破もやむを得ない高まりであったが、いざライブになってみりゃそりゃあもう1曲ごとにこの曲が!あの曲を?!という驚きと刺激と喜びに満ちた最高のライブだったのであります。文句なしに2018年の優勝案件ですよ。
セトリの中で特に良かったのは中盤の超レア曲連発コーナー。MOECOM.LINX、Sign、Mr.Nightflightという初めてライブで聞く3曲からのアフィリアへの提供曲であるハッピーバースデーエンカウントという、これこそワンマンやせーけん放送でしか出来ないスペシャルなやつだよ!とそりゃあもう大興奮、Mr.Nightflightに関してはMCで要望が多かった、的な事を言っていたのできっと僕が以前にやって欲しい曲としてtweetしたのをエゴサしたんじゃないかと思い込んでニマニマしてた。桃井さん結構不意打ちでそういう事する人なのでやはり自分がこんなのライブで聞きたい、という意見表明は地道にやっていくといつか報われる事もあるんじゃなかろうか。次はSWEET☆TRISTARを是非。
あとスペースラブは割とライブで聞く機会のある曲なんだけど、まさかのPoly-Phonic原曲版!小池アニキのギターがむせび泣くこっちのバージョンがライブで聞ける日が来るとは!
ゲストコーナーの一番手はのんちゃんこと永野希さん。1曲目のNATIVE!は彼女の歌手活動再開時にモモーイがデュエット曲として書き下ろした名曲。モモーイが作った秋葉原に関する曲の中でも一番大好きなこの曲が二人の歌唱で聞けるというエモみをかみしめつつ、五辨の椿での演技を経たのんちゃんのステージングが以前より情熱的で表現力っ豊かになっているように思えた。3曲目のあきらめないでといい、この二人の醸し出すアキバネイティブ感の本物っぷりよ。
そしてゲスト二人目の野川さくらさん、自分はモモイストとしては若輩者なので、瀬戸花やジェニー当時はまだそれほどイベントに足繁く通っておらず二人の共演する姿は瀬戸花のBD発売記念イベントくらいだったので、今回久しぶりの共演はマジでありがたやありがたやと五体投地したくなったけどしなかった。っていうかMCでも二人の息の合った掛け合いがブランクを感じさせないコンビっぷりで、ちょっと二人のトークイベントやるべきなんじゃね?って思ったから今度せーけん放送にでも投稿しようそうしよう。歌の方もモモーイのソロでは何度も聴いてたけど、やはり二人揃うと「あ、これが本物だったのか…」という謎の感慨が時を越えてダイレクトアタックしてくるヤバみがあった。たとえリアルタイムに乗り遅れても、執念深く追いかけていればいつか報われる日も来るのだ。それが今日、2018年12月14日という日だったのだ。
ライブは懐かしい曲を中心の構成だったけど、ラストはやはり今のモモーイを見て欲しい、という事で東京サバイバル・404 Not foundという現レーベルでの定番曲で〆たのだが、ここのパートも高まりまくったフロアの爆発力が凄かったなあ。勿論過去の名曲もいいけど、やっぱり長いキャリアを持ちながらも今もなお現在進行形で名曲を生み出していく桃井はるこというシンガーソングライターの魅力こそ、自分が一番欲してやまないものなんだろうな、って実感できた。まるでタイムマシンに乗って過去の色んな時代を旅してきた後に現代の良さを思い知るみたいに。
ライブというとバンドによる生演奏というのは大きな魅力ではあるんだけど、カラオケ音源による構成の自由さ、小回りの利く自由さというのは別の違った魅力があるなあ、と再確認させられて、何度も通い詰めたモモーイ現場、まだまだ知らない楽しみに溢れていると思えると来年以降の活躍に期待せざるを得ない2018年の締めくくりに相応しい最高のライブだった。
まあ明日もじわフェスとかいう対バンがあるんだけどな。それはそれで楽しみだよ。
※12/25追記 しえすたREM生放送でモモーイが語っていたのだが、プロンプター用意してあったけど結局殆ど使ってなくてガチで歌詞は覚えて歌ってたそうな。