フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

地下40m。

Fuetaro2004-04-24

http://www.geo-site.jp/
というわけで行ってきました、『沈黙のシールドマシン展』in 虎ノ門立抗工事現場*1。まぁ、これがなにかと申しますと、つまり道路の下に電線・水道・ガス管・電話線を通すトンネル(共同溝)を掘る為に、中継点となる直径21m・深さ33mの巨大な竪穴を築造しているという訳。今回はその立抗と直径5mの麻布共同溝、これから掘削される直径8mの日比谷共同溝の工事で使用されるシールドマシン、上部に位置する泥水処理施設が見学出来るという珍しいイベント。
会場になる地下鉄銀座線虎ノ門駅前の工事現場にいってみると、既に1時間待ちの行列が。まぁ広いとはいえ地下の密閉空間だから仕方ないか。行列を見てみると、何故か本格的なゴスロリな女性が。プラントの床とかってエキスパンドメタル*2ですよ!工事現場を無礼るな!って感じ〜?
気を取り直して、お洒落なイベントのロゴ入り軍手と現場メットを装備して入場。螺旋階段を下って地下10mに設けられたヤードへ。ようするに、よく道路の工事してるところに仮設の鉄板敷いてるじゃないですか、その下にある空間が此処。カコイイ!山留めが流石にごつい感じ。場所打ち連続壁かな?聞いとけばよかった。ここにあるのは共同溝を掘削して発生する泥土を処理するプラントとシールドマシンの管制室。現場の監督さん達が休日返上で解説してるし。エライなぁ。あと、子供連れのお母さんが、『これがパパの作った機械だよ』とか云って誇らしげに見せて廻ってたのが印象的だった。あと、前田建設ファンタジー営業部が営業に来てて、携帯ストラップと部長の名刺を貰ったよ。イエーイ。
そこから仮設エレベーター(ギア駆動!)で立抗の底部へ移動、シールドマシンを目の当たりにして大興奮。こんな巨大な*3機械が地中を進んでいくなんて凄いなぁと実感出来る貴重な体験だった。でもなんちゅーか巨大な電気剃刀かカキ氷製造機みたい。
お次は既に作業が完了している麻布共同溝へ。なんか写真とかイパーイ展示してあったけど、目もくれず共同溝の写真ばっかり撮ってた(笑)。今回は仮設の電灯が設置されてて非常に明るかったけど、普段は暗いんだろうと思われ。
というわけで、非常に楽しいイベントだったな〜。
http://d.hatena.ne.jp/pirori/20040423
↑こちらで豊富な写真入りでレポあり。
・・・ちなみに、Quartett!はまだ手元になかったりして。待ってたけど宅急便こないんだもん・・・。鬱。

*1:ちなみに前田・熊谷JV

*2:硬い金網みたいなもの。勿論下から上が見えます。

*3:直径7.5m、全長8.2m、重量450t!