『コンスタンティン』見てきたよ。【ネタバレあり】

仕事してたら、『日曜日に仕事してるとムカつく病』になってきたのでさっさと切り上げてチネチッタへ。初めて来たけど面白い建物だなぁ。
んでコンスタンティンは、ポスターのビジュアル見て地獄から来た地獄の山岡士郎ことキアヌさんが黄金銃を撃ちまくるお話だと思ってたら違ってたのが敗因。(僕はそっち方面疎いので推測ですが)割とキリスト教マニア心をくすぐるであろう小ネタを散りばめつつ、地味に心霊探偵する中盤がタルく感じてしまった。残念。DCのマニア向けレーベル『VARTIGO』が原作とあって、キャラクター設定が面白い。自殺未遂経験で地獄行き確定を帳消しにする為に除霊に励む肺癌で余命幾ばくも無い主人公、霊感が強い余りに凶悪犯を躊躇なく射殺してしまう自分に悩む女処刑刑事、飲んだくれのデブ神父、心霊ヲタのタクシードライバーの青年などなど、ジョン・コンスタンティンと愉快な仲間達で続編大期待！と思いきや次々と殉死。ここで男たちの挽歌チックに挿入歌でもブチ込んで盛り上げればとか思ってしまうのは素人考えか。あとあれな、ジョン・コンスタンティン最終奥義がリストカットっちゅーのはどうよ。笑えるけど他力本願だなぁ。呼び出した相手もステキすぎるし心霊手術だし。
とりあえず作品のテーマであるところの『タバコの吸い過ぎは危険！』と『自殺は駄目！』はなんとなく理解出来た気がする。黒いし。あと、幼いコンスタンティン君は水に入るたびに地獄旅行強制連行で風呂もプールもロクに入れず友達に馬鹿にされてたのだろうか。可哀相。
結論としては、悪くない映画だけど観る人を選ぶなぁという処。僕としては同じような聖書パロディ系オフビートコメディとしては『ドグマ』の方が面白かった。
そして帰りに入った韓国豚しゃぶしゃぶで２人前のはずが１人前しか来ないのに気付かず、少ないなぁとかいいながら食べてしまった罠。会計の時に店員に平謝りされたけど、映画の半券でカクテル１杯サービスだったから別にいっかー。