フエタロさんの日記です。

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桃井はるこワンマンライブ2013『Friday Night Gig 〜T.G.I.F.〜』に行ってきたよ。

人生においてもっとも多幸感に満ち、生きる幸せを満喫できる時間、それが桃井はるこのワンマンライブであり、そしてモモーイのライブでどれが一番最高かと言われれば常に最新のライブであり、その期待は今回も裏切られるどころか大きく上回るバッケンレコード級の素晴らしいライブであった。
仕事が終わり、急いで渋谷O-EASTへ。そいえばこの箱は2007年のツアーで初めてモモーイのライブに参加したとこだったんだよな。本当は昼間の物販開始時間に行きたかったのだが仕事の都合で半休取れなくて出遅れたら、物販のTシャツ、ネイビーのパーカーがXLとLL品切れであった。モモイストデブ多すぎ。っていうか自分含む。仕方ないのでDVDやらグレーのパーカーやらペンライトやらタオルやらお布施。
会場に入るとまあそこそこの入り。しかしモモイストは奇妙な連中で、がっつり前につめないで後ろの方の空いてるエリアで騒ぎたいという輩も多いので、隙間をにょろにょろと進んで2列目を確保できた。コスプレさんたちや奇声を上げたりUOを配りまくる怪しい連中もいるのに荒れることないのがここの現場の素晴らしいところだなあ。まあどっかの王国ほど規模が大きくないからだからこそだろうけど。
今回のワンマンライブは例年と違い、アルバム発売あわせではないのでセットリストが予想しづらく期待と不安がないまぜであったのだが、いざ蓋を開けてみれば、レア曲連発の凄まじい神ライブであった。
まずは「IVY」でスタート。速攻で緑の光に包まれ、I・V・Yのコールもばっちり揃ってるこのワンマン特有のホーム的心地よさよ。2曲目は「ルミカ」!いきなり大好きな曲で高まりまくる。多色LEDライトの爆発的普及により、アニサマでも客席が一色に染まるのも当たり前になってきた昨今、むしろ色とりどりのペンライトが輝くこの光景こそが自由なモモーイ現場を象徴している気がする。そして最初のMCでは「クッキー焼いてるかー!」などと昨今のネットトレンドをばっちりフォロー。アーリーアダプタのネット民モモーイの面目躍如といったところか。
今日のモモーイさんの衣装は赤いチェックのジャケット、黒のキュロットっぽいショートパンツ、フェイク絶対領域ストッキングに茶のローファー。ボブカットに赤いメッシュ入れててぐうかわなんすけどこの35歳は!けしからん!
さいごのろっく、へんしつなどのキラーチューンを序盤から出し惜しみせずに投入してどうなるんだと思わせておいて中盤戦へ。ここで椅子と譜面台が出てきてフライデーコーナーと称するちょっと静かめな曲に…と思ったらいきなり「夏だ!祭りだ!スク水だ!」からの「Let Me Love You」のスクール繋がりレア曲コンボ。Nice boat!「Chuo Line」ではアコーディオンで間奏をソロプレイ。ライブならではの洒落た良アレンジ。「Galge」ではボッサっぽいアレンジにコールを入れあぐねる客席の戸惑いが新鮮であった。
そしてモモーイ伝家の宝刀たるショルキーを持ち出してのここからが本日の超サプライズゾーン!弱虫ペダルの挿入歌「恋のヒメヒメ☆ぺったんこ」の投入だ!よもやバンドでこの曲が来るとは意外すぎる。さすがに踊りは覚えてなかったけどiTunesでヘビロテってたのでコールは余裕っす。続いてはラブどるの「LoveLoveLoveのせいなのよ!」!こっちもバンドで聞くのは初めて。さらに完全に想定外だった「Party Love」きたーっ!モモーイのワンマンでぱーりら出来る日が来るとはまさに感無量。
レアタイアップ曲コンボの後はアキバレコーナーへ。モモーイからの「ひとりだと歌えないから一緒に歌って!」という要望に答えたモモイストたちが叫びまくる。イタッシャーのラップパートもちゃんと歌ったよ。クリアパーツも気泡なし。モモーイもみんなと一緒に歌えて本当に楽しそうだった。
そして終盤戦は代表曲の波状攻撃。ラストのEXEまで凄まじい一体感と熱量が会場を覆いつくしてまさにこれぞモモーイ現場!という有様に。これだよ。疾風とはまさにこれ。怒涛とはまさにこれ。よく巷でモモイストを軍隊になぞらえて語られたりもするけれど、そういう規律正しいノリはゆかり王国アイマスとかに似合ってる気がする。どちらかといえばモモーイの現場は自由の旗の下に集うアルカディア号の40人の海賊みたいなもんじゃないかと。
あまりの勢いのよさに、今のが最後の曲だったという告知を失念していたモモーイ、にょろっと実はこれが最後の曲なんだけどまだ物足りないよね?だからすぐ戻ってくるから休んでてねー、と変なノリでいったん幕引き後、アンコールのようでアンコールじゃないロスタイムに突入。ここでお約束の未発表新曲が。っていうか多分アルバム出てないし来るんじゃないかと予想してました。ビンゴ。カイトのようにモモーイの気分がストレートに歌詞に乗ってる、素直な歌でじっくり聞きたいのでCDはよ。つかアルバムまだー?
最後はEXEと並ぶ代表曲、ワンダーモモーイで〆。最後に残ったUO2本をラストでブチ折ってキメる。最近キンブレばっかであんましUO炊いてなかったから、やっぱ思いっきり高まってUO折れるライブって気持ちいいな。今回のライブ、いつも以上に完全燃焼できた気分で、ライブが終わってさびしいという気分があんまりなかったな。中盤から終盤にかけての凄まじい疾走感と最後のモモーイのウェットじゃない元気なMCのおかげかな。とにかく最初から最後までアツくて爽やかで激しくて萌える、そんな最高のライブであった。