ガールズ＆パンツァー劇場版を観てきたよ。

たった1クールの本編放送開始から3年、1本のOVAを挟んだだけにもかかわらず多くのファンからの熱烈な支持を得続けてきた本作、遂に待望の劇場版であります。結論から言うと、TVシリーズのファンは黙ってても足を運ぶと思うけど、期待を裏切られる事はないであろう密度の濃い映画であった。
ストーリーは単純明快、前作での優勝により廃校処分は回避したと思いきや、口約束は無効という横暴に負け母校からロックアウトを喰らった大洗メンバー。大学選抜との試合に勝利すれば廃校取り消しという条件で30輌vs8輌という不利な戦いに挑もうとするも、直前でライバルオールスターズが合流、無事勝利を納める、ってな感じ。本作の見どころは多くのキャラクターひとりひとりに見せ場が用意されたサービス精神と、TVシリーズを遥かに上回る計60輌の大戦車戦！これはもうド迫力の音響施設のある映画館で見て置かなければいけない一作と断じて間違いないだろう。
色々見どころは多いのだけど、僕の一番好きなプラウダ高校の面々も新カラーリング・新メンバーを加えて大活躍で嬉しい限り。新キャラのクラーラ役のジェーニャとノンナ役のすみぺがロシア語でガンガン会話とか最高過ぎるだろ。自軍の殿を努めて、次々と討ち死にしていく戦いっぷりも熱い。