日記。

• 肉の日ということで、ガッツリ肉でも食べてこようかと思ったけど、映画の上映時間まで30分しかなかったので松屋の牛丼で妥協。まあ土曜日に焼肉行ったからいいや。
• 「オデッセイ」をTOHOシネマズ新宿のスクリーン9、新宿最大の銀幕を誇るTCXでの2D鑑賞、しかも平日なので自分的にベストな前より中央の座席。そして大変面白かった！ストーリーはNASAの火星探索チームが突然の嵐に遭遇、独り取り残された主人公が救助隊の到着まで生き延びる為、知恵とDIYで頑張るというサバイバル。食料問題や通信問題などを創意工夫でクリアしていくのは、ロビンソン・クルーソー漂流記とかさいとう・たかをのサバイバルなんかの近未来SF版ってところか。それらに比べると、段違いにベリーハードモードな難易度なのだが。
• 「渇きの海」辺りの近未来SFを思わせる地に足の付いた描写で、昔クラークとか読んでた頃に見たかった理想のSF映画にようやくお目にかかれた気分がした。最近だとゼロ・グラビティとかインターステラーなんかがそういう路線だったけど、それらに比べると架空の技術や偶然に頼った展開や作劇上の嘘の少ない、割と科学的に納得出来る映像で安心して見られた。でも火星と往復する宇宙船はちょっと無駄に大きすぎなんじゃね？とか思ったり。
• 中盤で中国の宇宙開発局が助け船を出す展開になるのだが、昨今のハリウッドらしく中国での受けも視野に入れてるのかなあ、という皮算用もありもするかもしれないが不自然さもなく自然な流れなので、かの国の観客達も喜ぶのではなかろうか。あとメカマンの親方の中華系デブおじさんも人情味のある感じでイイ味出してた。

火星の人