日記。
- 貞子vs伽椰子を見てきたよ。ホラー映画を映画館でちゃんと見た経験ってたぶんないので、フィクションと分かっていても暗い劇場のスクリーンの中、暗がりからよくわからないモノがいきなり出てきたり、変な音が背後から聞こえてきたりするのはドキドキして単純に楽しかった。ストーリーも変なひねりもなく、貞子のビデオを見ると呪いで死ぬ、伽椰子の家に入ると呪いで死ぬ、じゃあ伽椰子の家で貞子のビデオみたら両方出てきて対消滅すんじゃね？みたいな力技をキャラ立ちしてる登場人物の謎の説得力で押していくスタイル、上手い脚本演出だなあ、と思った。想像の斜め上なラストもあっけにとられたが、まあそうくるの？みたいな戸惑いと納得の入り混じった感じ。
- とはいえ、作中で登場人物が呪いパワーで次々と変死していくのだが、こんなにいっぱい変死者が続出したら捜査線上に関わりの深い主人公がマッハで浮かび上がっちゃて除霊とかしてる場合じゃないんじゃね？とか行方不明になった子供を見かけた気がしたからって、夜中に一人で他人の家捜索するよりも素直に110番通報する方が先じゃね？とかいくらストーリーを円滑に進めるためとはいえ祭壇の下にあんな無造作に現ナマ入れとくとかどうよ？とか気になってしまうし、貞子の呪いよりも麻酔なしの野戦手術で傷口に手を突っ込まれて血管引っ張り出される方が怖いと思ってしまうので、自分にはホラー向いてないよな、と再確認してしまった。
- でもブリーフ少年がみゃごみゃご鳴くのはかわいかった。
