フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

水戸で海洋堂してきたよ。

GW最後の日曜日、わざわざ水戸まで遠出して『造形集団海洋堂の軌跡』展を見てきた。ちゅか大嶋優木の『DAICONⅢの女の子』のガレキ目当てだったりもする。だってだってフエタロさんのウチには海洋堂のパワードスーツが3つもあるんですよ!そりゃ欲しくもなるでしょ!
まずは電車で東京駅へ。八重洲口で生まれて初の高速バスへ乗車。なかなか窓が大きくて見慣れた首都高の景色も新鮮に見える。箱崎も渋滞無しでスルー、予定より早く水戸に到着。ななこさん(id:hisamura75)を待ちつつ、南口のペデストリアンデッキの横で基礎躯体工事中のいい感じの現場をヲチしたり土産物(自分用)のお菓子*1を購入。んで合流後とりあえず適当に入ったレストランのパスタランチのサラダバーがカボチャやらライスサラダやら充実していてびっくり。水戸おそるべし。
そこから会場の水戸芸術館へは少し距離があるけれども、散歩がてら歩く。休日だというのに人もまばらなのは地方都市の悲しさか。足利のがまだ賑わってるかも。
んで会場に到着、中に入るといきなり蜷川実花撮影による大嶋優木のワンダちゃん&リセットちゃんの巨大な垂れ幕が!!

会場の受付とかにさりげなくおしゃれ泥棒とかムーミンズランチとかが飾ってあって、楽しんでやってるんだなぁと微笑ましいのだが、これ(↓)はちと悪ノリしすぎですよ!

パイプオルガンの脇に等身大の綾波レイがさりげなーく鎮座。ここはラジ館ですか?
展示内容はかなりのボリュームで、帆船模型に始まり、ガレキからアクションフィギュア、そして食玩へと続く海洋堂の歴史がほぼ概観出来る密度。あまり詳しくない人でも大量の食玩に目を奪われる事間違いなし。マニアでもエポックメイキングなガレキの数々(個人的には今池芳章作の蟲使い、小比類巻英司作の邪神兵、小田雅弘のキュベレイに感動)やワンダーショーケース一挙展示、造形師別に展示されたスペースの作業中のVTRなど見所多し。水戸近郊の人は是非。あと海洋堂じゃないけど、ローレライのプロップ展示とかDAICONⅣOPの上映*2とかオマケあり。同行したななこさんも結構楽しんでたみたいだけど、ゴジラガメラの見分け方とか新旧バンダイマークの違いとかどれがレアアソートかとかイヤーンな薀蓄を聴かされ続けて疲れたかと思われ。正直すまんかった。
見終わった後はミュージアムショップへ。目的のガレキと図録の他に、WSC+の完成品アスカ*3が半額だったので思わず衝動買い。あとちびすけマシーンのとかも半額だった。
終わった後は敷地内にある全高100mという水戸アートタワーなる怪しい建物を見学。

竣工当時はピカピカだったであろう外観も薄汚れてちと残念。¥200払って展望台へ登るシースルーエレベーターに乗ると、内部のトラスや階段が萌え、ちゅか外装パネル張らずに構造見せたほうがカッコいいよ!とか話してると、エレベーターガールの人が『そうですか …』と残念そうに呟く。
そして展望台からは水戸の市街が一望…と思いきや、窓が小さくてすげぇ見づらいし。しかもこの展望台狭いしトラスの鉄骨は見えてるし。なんちゅーか、すげぇバカ建築。

ななこさん曰く『太陽の塔の中に入るみたいなもんで、展望台はオマケなんだよ』との事。まったくだ。
途中のおもちゃ屋で555のソフビ人形買ったりしながら水戸駅でななこさんとお別れ。常磐線に乗ろうとしたら人身事故で止まっていたので、帰りも高速バス。上りは混むかと思いきや、あっさり渋滞も無く東京着。いい旅でした。

*1:マイミクのKさんおすすめの吉原殿中と納豆うまい棒

*2:ただし著作権的にアレなシーンはオールカットの編集版

*3:臼井政一郎作のMGの表紙になったアレやね