フエタロさんの日記です。

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桃井はるこ ワンマンライブ『MOMOI HARUKO BIRTHDAY LIVE 2025 NewGame+』に行ってきたよ。

去る2026年12月14日、桃井はるこの誕生日当日に行われたワンマンライブの感想を書くよ。毎回、直後にエントリを書くのを心掛けていたのだが寄る年波には勝てずか遅れてしまい、その間のモモイストvtuber電波ゆうゆとモモーイ本人の振り返り配信をそれぞれ視聴してしまったので些か純度が薄まったきらいもあるが、それでも記録を残すのは大事なのである。
さて今回のライブだが、活動25周年イヤーという節目であり、事務所移籍と8年ぶりの新譜という大きな変化を経ての初ワンマンライブとあって如何なる変化があろうかと期待が高まるのもやむなしか。
まずはここ数年の通例であった渋谷REXから神田スクエアホールという割と新し目でキャパの大きな会場に変更された。バジェットの都合か同事務所のアイドルグループのワンマンが昼開催となっており、昼夜2部開催から夜の部のみとなってボリュームダウン感は否めないな…と思いつつ蓋を開ければワンコーラスのメドレー形式を含むとはいえ2時間40分31曲の大ボリューム!このエネルギッシュさには驚かされた。
座席の配列は前方のFCと一般は椅子あり、後方立見と無料招待席は立見というスタイル。椅子席については前後の間隔が狭く、立ち上がると動きづらかったとの声がライブ後に散見されたのだが、僕は運良くスピーカー前とはいえ最前列を確保出来てゆったり動く事が出来た。。音量も爆音ってこともなく適度な感じで片耳にワイヤレスイヤホンをイヤープラグ代わりに刺して大丈夫だった。
あと右正面に配信用カメラが設置されてて、結構モモーイからのレスを貰えてると錯覚できるポジションでお得感があったりもした。
神田スクエアホールはサミットストアで安売り総菜が買えて大変お腹と財布に優しいしロビーも広いし交通の便も良いので、またライブやって欲しいよね。
物販についても大きな変化があり、移籍後はアー写を積極的に撮って写真の販売などが行われていたのだが、さらに前事務所よりもライブ物販の品数を増やし抽選会など新たな試みも導入され、なかなか新体制に掛ける意気込みが伝わってくるようだった。売上もなかなか良好のようで、自分もTシャツ、アクキー、バインダーなどを購入した。なかでも6穴リーフのバインダーは今までの物販で写真を飾るアルバムが欲しいと運営に要望していたのが叶えられた形で嬉しくて2冊買ってしまった。このようにファンの声がキチンと届いているのだな…と実感できたのはとても良かった。
会場が大きくなったからといって動員が自動的に増える訳でもなく、なかなか苦戦はあったようでライブ間近になるとチケット購入済みのファンに友人招待無料チケットを配布したり、twitterで無料招待を募ったりという施策も行われた。自分も友人招待しようと声がけしたが集まらず、仕方なくtwitterで募集して初見の人にチケットをお譲りした。幸いな事にその人はモモーイのライブは未体験だったが、Tシャツを購入したりライブが楽しかったので機会があればまた来たいとの感想を頂戴できたので、ファン拡大に微力ながらも貢献できたのかと。
さて、ライブ本編の感想に話を進めよう。1曲目はIVY。デビュー10周年時のアルバムのリード曲で、ワンマンでは後半辺りの盛り上がるエリアで歌われるのが多いが今回は初っ端ホットスタートの導火線に。続いてはこれも強めのアップビートのAnchorへと続く。碇がモチーフの歌をセトリに入れたのは最近出演した艦これを意識してかと勘ぐったが本人曰く全くそんなつもりはなくノリがいいので選んだとの事。いつか艦これ関連のイベントに出演する機会があったら、その時こそ歌ってもらいたい。ライブでそれほど聞く機会の多い訳でもない大好きなこの曲が序盤で来たおかげで思わず大はしゃぎしてしまい、開幕早々にふくらはぎを攣ってしまいましたとさ…
3曲目の転売ヤーをぶっとばせ、までがノリの良い曲で固めた序盤パートで、歌詞繋がりで天罰エンジェルラヴィから始まるアンセブパートへ。事前にモモーイが今回のライブは没入感と意外性を狙いたいというニュアンスのコメントをしていたのがこのパートで腑に落ちることになる。天罰とそれに続くいちごgogoこそ割と最近のライブで聞く機会の多いアンセブ代表曲だけど、その後にショート版のメドレーで歌われるのはnostalgia、angelic magic、ラブスレイヴといったレア曲3連発。これには意表を疲れてフロアのモモイストも膝から崩れ落ちる始末。新たなスタートを飾るライブでこのように全ての過去を忘れない、全肯定していくのだという意気込みを感じさせる。
パート最後はフィギュアになりたいで落ち着かせた後は前事務所時代からの恒例となっているアンプラグドコーナー。キーボードとギターの生演奏をバックにmail meと21世紀、ライブ常連の代表曲でほうほう今回はそういう感じで油断させてからのカルマ!アビス20周年イヤーだから来るとは予想してたけどまさかのアンプラグドかぁー!さらにスカイクラッドの観測者!こちらはライブ初披露となるレアカバーでどちらもモモーイが声優として出演した代表作である。カルマはアニスっぽくないしスカイクラッドはフェイリスっぽくないけど、でもやっぱりメインキャラを演じた声優が歌ってこその意味と言うか深みのような何かがそこにあるんじゃないかと。つまりは最高のカバーでした。この流れで後半のタイアップ曲コーナーへとつながる構成、ここまでコンセプチュアルな構成のワンマンって多分なかった気がするのでなかなか新鮮である。モモーイによると、ワンマンライブでも自身の声優としての側面をもっと押し出していきたいという気持ちでのセトリだそうな。
自らがメインヒロインを演じつつ、主題歌の作詞作曲編曲歌唱までマルチ過ぎるその才能を炸裂させたromantic summerから、ここでも驚きのレア曲メドレー!your gravitation、love love loveのせいなのよ、氷室屋ロック、Sigh、Mr nightflightとアンセブメドレーの時のようにイントロが流れるたびにフロアから驚きの声が漏れ聞こえるレベル。今までのワンマンでもレア曲をやるのは通例となっていたが、ここまで多数がセトリするのは空前絶後だろうな。この流れならへんしんクローゼットもRGBもヒメくるも微レ存であり寄りのありでは…?と期待したけどやっぱり来ませんでしたな…あとりむでらてんとは流石に時期尚早だった。でもセトリの予想が当たるよりも裏切られる方が楽しいよね。
タイアップ曲パートの最後はルミカ・アキバレンジャーと特撮ソングで〆。アキバレンジャー山形ユキオさんのパートをシャウトするのが楽しいので大好きだ。最近巷でライブ熱唱おじさんが迷惑だとか話題になってるけど、モモーイライブではそういう心配は無用である。
バースデー当日にこの歌を歌わないわけがない、ハッピーバースデー☆エンカウントで祝いの言葉を直接届けられる喜びを叫べば袖からアフィリアOGのユカフィン・ロゼ様のサプライズ花束贈呈と、まさに幸せはここにあるという空間である。
ここからはライブ終盤戦に突入して、ライブ定番盛り上がり必至チューン連打の殺人セトリの投入である。始発にのって>天空のスプライト>さいごのろっく>へんじがない~、とモモイストが大好きなお子様ランチのような並びだ。天空のスプライトはそんなにウエットな曲調ではないけど、感極まったモモーイが危うく泣き出して歌えなくなりそうになる一幕も。
本編のラストを飾るのは新譜に収録されている2曲、NewGame+とLOVE.EXEである。NewGame+は当然ワンマン初披露となるのだが、数々のリリイベや対バンを通じて築き上げられてきたコールが既存曲に負けない練度で繰り出されるのには初見のファンには結構驚きだったりするんだろうか。LOVE.EXEはHNGSONICなどの対バンでもアンセムとして激しい盛り上がりを見せるのだが、やはりワンマンでのEXEは別格だなあというハジケっぷりだった。
アンコールの「もいちどはるこがみたい」の声に呼ばれて再び登場のモモーイ。もっと夢みようの次は本日初披露の新曲!やはりモモーイワンマンはそうこなくっちゃ!Dear My Heroと名づけられたバラードっぽい曲をまた聞けるのを楽しみにしているのでさっさと新譜お願いします。去年のワンマンにて発表された傘と靴紐もよろしく。
オーラスはやはり新譜のNANIKAで明るく前向きな、次のライブへ向かって新たな一歩を踏み出すかのような希望に満ちた雰囲気で幕を下ろす。この曲では間奏前の「名を呼ぶ君の声を聞かせて」という歌詞に答えてモモイハルコを連呼するコールがとても大好きだ。
本日のセトリは初めての人にもノリが良くて楽しめて、久しぶりの人も懐かしい曲が多く、我々おまいつにも驚愕のレア曲連打という、全方位に楽しめる構成だったのではなかろうか。あと旧事務所の時にはやってなかったショート連打とか、イントロのアレンジを変えて繋ぐ構成がなかなか新鮮だった。
今年は50回くらいモモーイの出演するイベントに足を運んできたけど、やっぱりワンマンライブは別格の楽しさなんですわ。今回のワンマンライブ、事務所移籍で心機一転、今までとは違う事やってモモイストの度肝を抜いたるわい!という桃井はるこの意気込みが各パートそれぞれで気圧される程に伝わってきたので25周年イヤーの総決算に相応しくあったと思えたなあ。
桃井はるこのワンマンライブはいつだって最高最強至高のエンターテイメントなのだが、聴きたかった曲が多すぎるのと、ライブが必ず終わってしまうという構造的欠陥を抱えているのがとても残念だ。これだけ充実のセトリだったのに、ワンモモもメディスンも小学生もphantasistaもそれいゆもカイトも404もサンバもがんばれも東京サバイバルもアキハバラブも歌ってないって凄いよね。桃井はるこさん代表曲多すぎ問題。レア曲が多かったけど割と最近めかつライブ未歌唱or1〜2回程度というレンジ内の僕が本当に聴きたかった曲がなくて、それはまあライブの目的とか構成上分かるし新曲でもないのに会場の殆ど知らない曲は流れを作る上で難しいんだろなって思う。だからまあ今度は僕のようなとにかく本人も歌詞見ながらじゃないと歌えないようなレア曲拾うのが楽しみな人向けに組んだ実験的マニアックセトリというのもFCイベやせーけん放送で実現して欲しいのであります。こういうささやかな物足りなさはライブの時間が有限である以上致し方ないと納得しているので不平不満とまではいかないし、そういう気持ちに対しても突然レスのようにセトリに組み込んでくれるという信頼もあるから大丈夫だよ。ライブ中に自撮りしたり集合写真撮ったりライブ後に特典会みたいなのを削ぎ落としたストイックな構成が心地よかったな…そういうファンサが悪いとは言わないけどワンマンライブの密度と物量とファンを信じて純粋に音楽だけを届けようという真っ直ぐさなのよ。
そいや今回あれだけ曲数多かったのに、ライブバージョンしなかった気がする。頑張ったなモモーイ