フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

モモイストが非モモイストの彼女にモモーイを軽く紹介するための10曲

まあ、どのくらいの数のモモイストがそういう彼女をゲットできるかは別にして、
「声オタではまったくないんだが、しかし自分の声オタ趣味を肯定的に黙認してくれて、その上で全く知らないモモーイの世界とはなんなのか、ちょっとだけ好奇心持ってる」
ような、ヲタの都合のいい妄想の中に出てきそうな彼女に、モモーイのことを紹介するために聴かせるべき10曲を選んでみたいのだけれど。
(要は「コール本」の正反対版だな。彼女にモモーイを布教するのではなく相互のコミュニケーションの入口として)
あくまで「入口」なので、入手に過大な負担を伴う小麦、アンセブ時代のモモーイは避けたい。
できればソロ活動時のモモーイ、長くてもアンセブ解散以降にとどめたい。
あと、いくらモモーイ的に基礎といっても古びを感じすぎるものは避けたい。
モモーイ好きが『インパク音頭』は外せないと言っても、それはちょっとさすがになあ、と思う。
そういう感じ。
彼女の設定は

モモーイ知識はいわゆる「太鼓の達人」的なものを除けば、瀬戸の花嫁程度は見ている
声ヲタ度も低いが、足はけっこう太い

という条件で。
まずは俺的に。出した順番は実質的には意味がない。

LOVE.EXE(momo-i quality〜ベスト・オブ・モモーイ〜)

まあ、いきなりここかよとも思うけれど、「avex以前」を濃縮しきっていて、「avex以後」を決定づけたという点では外せないんだよなあ。長さも5:26だし。
ただ、ここでモモイストトーク全開にしてしまうと、彼女との関係が崩れるかも。
このエロゲのコンシューマ移植版の主題歌について、どれだけさらりと、嫌味にならず濃すぎず、それでいて必要最小限の情報を彼女に伝えられるかということは、モモイスト側の「真のコミュニケーション能力」の試験としてはいいタスクだろうと思う。


WONDER MOMO-i(シングル曲)、Romantic summer -momo-i version-(Sunday early morning)

アレって典型的な「モモイストが考える一般人に受け入れられそうなモモーイ(そうモモイストが思い込んでいるだけ。実際は全然受け入れられない)」そのものという意見には半分賛成・半分反対なのだけれど、それを彼女にぶつけて確かめてみるには一番よさそうな素材なんじゃないのかな。
「モモイストとしてはこの二つは“邦楽”としていいと思うんだけど、率直に言ってどう?」って。

Thunder Shot!(Sunday early morning)

ある種のモモイストが持ってるミニ四駆への憧憬と、田宮模型監修のオタ的な考証へのこだわりを彼女に紹介するという意味ではいいなと思うのと、それに加えていかにも桃井はるこ
「童貞的なださカッコよさ」を体現するサンダーショットMk.2
「童貞的に好みな女」を体現するモモーイ
の二つをはじめとして、ミニ四レーサー好きのするワードを歌詞にちりばめているのが、紹介してみたい理由。

アキハバラブ -summery summer version-(momo-i quality〜ベスト・オブ・モモーイ〜)

たぶんこれを聴いた彼女は「Perfumeだよね」と言ってくれるかもしれないが、そこが狙いといえば狙い。
この系譜の曲がその後続いていないこと、これのオリジナル版CDがヤフオクでプレ値になったこと、ぱふゅーむならアルバム曲になって、それがライブで歌われてもおかしくはなさそうなのに、Perfumeでは黒歴史になってしまうこと、なんかをパフュヲタと話してみたいかな、という妄想的願望。

ルミカ(Sunday early morning)

「やっぱりアニソンは子供のためのものだよね」という話になったときに、そこで選ぶのは「Romantic summer」でもいいのだけれど、そこでこっちを選んだのは、この作品にかける川北紘一の思いが好きだから。
断腸の思いで削りに削ってそれでも26話、っていう話数が、どうしても俺の心をつかんでしまうのは、その「捨てる」ということへの諦めきれなさがいかにも東宝特撮的だなあと思えてしまうから。
Kawaii!_JeNnyの長さを俺自身は冗長とは思わないし、もう削れないだろうとは思うけれど、一方でこれが樋口や雨宮だったらきっちり1クールにしてしまうだろうとも思う。
なのに、各所に頭下げて迷惑かけて2クール*1を作ってしまう、というあたり、どうしても
「自分の特撮を形作ってきたものが捨てられない特技監督」としては、たとえ川北がそういうキャラでなかったとしても、親近感を禁じ得ない。作品自体の高評価と合わせて、そんなことを彼女に話してみたい。

Mail Me(シングル曲)

今の若年層でMail Me聴いたことのある人はそんなにいないと思うのだけれど、だから紹介してみたい。
アンセブよりも前の段階で、モモーイの哲学とか作曲技法とかはこの作品で頂点に達していたとも言えて、こういうクオリティの作品がシングルでこの時代に売っていたんだよ、というのは、別に俺自身がなんらそこに貢献してなくとも、なんとなくモモーイ好きとしては不思議に誇らしいし、いわゆるavexでしかモモーイを知らない彼女には見せてあげたいなと思う。

トンドルベイビー(シングル曲)

桃井の「耳」あるいは「曲づくり」をモモイストとして教えたい、というお節介焼きから見せる、ということではなくて。
「終わらないライブを毎日トンドルし続ける」的な感覚がモモイストには共通してあるのかなということを感じていて、だからこそモモーイ版セットリストの1曲目はトンドルベイビー以外ではあり得なかったとも思う。
「ライブ化した日常を生きる」というモモイストの感覚が今日さらに強まっているとするなら、その「モモイストの気分」の源はトンドルベイビーにあったんじゃないか、という、そんな理屈はかけらも口にせずに、単純に楽しんでもらえるかどうかを見てみたい。

さいごのろっく(はるこ☆UP DATE

これは地雷だよなあ。地雷が火を噴くか否か、そこのスリルを味わってみたいなあ。
こういう中2病風味のルサンチマンをこういうかたちで歌にして、それが非モモイストに受け入れられるか気持ち悪さを誘発するか、というのを見てみたい。

God knows...(COVER BEST カバー電車)

9曲まではあっさり決まったんだけど10曲は空白でもいいかな、などと思いつつ、便宜的にハルヒを選んだ。
バルドフォースから始まってハルヒで終わるのもそれなりに収まりはいいだろうし、ニコ動以降のモモーイ時代の先駆けとなった曲でもあるし、紹介する価値はあるのだろうけど、もっと他にいい曲がありそうな気もする。
というわけで、俺のこういう意図にそって、もっといい10本目はこんなのどうよ、というのがあったら教えてください。

「駄目だこのモモイストは。俺がちゃんとしたセットリストを作ってやる」というのは大歓迎。
こういう試みそのものに関する意見も聞けたら嬉しい。

元ネタ>http://anond.hatelabo.jp/20080721222220

追記)
元ネタにあわせようと思ったら、あんまし好きな曲が入れられなかったんで、ホントのベスト10曲を書いておく。

  • Mail Me
  • LOVE.EXE
  • スペースラブ(ver.2.0)
  • Friendship
  • 21世紀
  • ルミカ
  • Chuo Line
  • 悠遠のアミュレット
  • Thunder Shot!
  • 天空のスプライト

*1:本当は1回2話なので1クール放映なのだが、見てないので知らずに書いてます。ブクマで間違いを指摘されたけど、文章変えると辻褄合わないのであえてこのままにしておく。