2013-12-15 ゼロ・グラビティを観てきたよ。 今年の映画は豊作ぞろいだったけど、その最後を飾るに相応しい傑作だった。望遠鏡衛星の修理中にデブリに衝突され、宇宙を漂流することになる ミッションスペシャリストの宇宙ピタゴラスイッチというか、もうとにかく無重量状態の描写が凄まじい。派手なアクションや人間ドラマやどんでん返しとか全然なく、ただ事故から生還するための悪戦苦闘を描いているシンプルな筋立てにもかかわらず、最初から最後まで目が話せないスリリングな映画であった。観る人によっては退屈な内容かもしれないが、こういうのが好きな人なら絶対期待は裏切らない上質な宇宙映画である。必見。