フエタロさんの日記です。

はてなダイアリーサービス終了に伴い、2019/1/1よりこちらに移転しました。はてダでの更新日数は5625日でした。

ウルヴァリンSAMURAIを見てきたよ。

みんな大好きウルヴァリンさん、実は彼、原作コミックでは物凄い日本通のキャラクターとして描かれているのはアメコミファンには周知の事実であるけど映画しか見ていない人にはちとなじみのないかもしれんね。というわけで今回の舞台は日本!大規模な日本ロケをしつつも出てくるキャラはみんな剣術の達人だったりボディガードはおおっぴらにサブマシンガンをぶら下げたりニンジャの暗殺集団がいたりする色眼鏡感覚がファニーで楽しい映画だった。鑑賞の際は字幕版推奨。パックリムと違って日本人キャストの日本語が上手かったよ!ヒロインのマリコとユキオはモデル出身の日本人が演じていたのだけど、どちらもとても良かった。アクションもがんばってこなしてたし。特にユキオは原作とはまったく違ったキャラ設定になっているけど、サイドキック的なポジションとしてはむしろこっちのがいい感じである。1作の映画に収めるのであればこれはアリでしょ。
相変わらずヒュー・ジャックマン演じるウルヴァリンは文句の付け所が背の高さだけという素晴らしさで、今回ミュータントはウルヴァリンとヴァイパーだけしか出ないので、爪と刀と鉄砲という地味で現実的な肉弾戦ばっかりなのがいつものMARVEL映画とは一味違う感じで面白かった。走る新幹線の上でトルネードクローをキメるローガンさん最高!
本作の日本ロケは東京の新宿・芝公園秋葉原・上野と瀬戸内海の鞆の浦などで行われており、ハリウッド映画で自分のよく知る景色や入ったことあるパチンコ屋が拝めるという貴重な体験が出来た。位置関係が大分おかしいけどフィルム編集のマジックで多分知ってる日本人にしか分からないので問題なし。