フエタロさんの日記です。

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声優変更にまつわるエトセトラ。

上の記事に関連して、似たようなケースが色々あったと思うので思い出してみる。
一番類似しているのはサウスパークの劇場版で、TVとは違うお笑い芸人による関西弁版というバージョンになっていた。僕は見ていないので評価出来ないが、当時の風評はあまり良くなかったように記憶している。ちなみに配給はワーナーブラザーズ。どこも一緒か。
Wikipediaによれば*1山寺宏一トイ・ストーリーの日本語版でウッディの山寺宏一、バズの玄田哲章による吹替が収録後に唐沢寿明所ジョージに変更されるという事件があったそうな。まったく日本の洋画配給の声優に対する敬意の無さには呆れるばかり。
日本のアニメでよくあるのが、シリーズの長寿化による声優の高齢化が理由での変更。ルパン3世では、『風魔一族の陰謀』でのメンバー総入替を行ったがイマイチ不評でその後のTVスペシャルではオリジナルキャストに戻されている。しかしながら、山田康夫の急死により物真似タレントのクリカンが代打として起用されるというトラブルを考えると難しいものがあるなぁと考えさせられる。
ドラえもんでもシリーズ自体のリニューアルと同時に新声優陣に切り替わったけれどもやはり賛否両論となるのを見ていると、1人づつ順番に入れ替えるサザエさん方式が無難だろうとは思う。長期シリーズにテコ入れしたい気持ちも判らんでもないが。
声優の急逝というやむをえない事情による変更というのも何度か存在する。ちびまる子ちゃんの友蔵(富山敬青野武)、怪物くん(第2シリーズ)のフランケン(相模太郎兼本新吾)など。
過去の人気作品のオリジナル声優が出演するのがウリのゲーム、スーパーロボット大戦でもこのジレンマがあり、さすがに鬼籍に入った声優を呼び出す訳にもいかず代役を起用している。主なものとしてはデューク・フリード(富山敬山寺宏一)とか。そいえばPS2のヤマトもこの組み合わせでの代役だったな。
病気等でピンチヒッターというのもたまにあるケース。ザンボット3の宇宙太(森功至古川登志夫)、ハチクロの竹本(神谷浩史野島健児)とか。ハチクロの場合はDVDにオリジナルキャスト版が収録されている。