フエタロさんの日記です。

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アイマスの映画を見てきたよ。

TVシリーズアイマスが、これ以上にない位の出来だったのでまったく不安はなかったのだけど、やっぱり期待通り面白かった。ただしあくまでTVシリーズの後日談で、人間関係とかキャラの性格が2クール分の経験値を得てLv20位からスタートしてる感じなので、アイマス初心者は連載漫画を途中から読み始めても気にしないような性格でもない限り、TVシリーズ見てからのがいいと思う。
ストーリーはTVシリーズ同様、765プロというそんなに大きくない世界でのそんな大層でもない事件に女の子達が泣いたり落ち込んだりポジティブになったりしてるうちに謎の感動が襲ってきてそして唄いまくる!みたいなまあそんな感じ。旧キャラだけだとさすがに落ち着きすぎてるので事件要素としてはグリマスの新キャラを後輩として投入、トラブルメイカーに仕立てるという本作の骨子はTVシリーズみたいに765プロの外側であるライバルプロダクションやキャラクターの家族関係とかの要素がない分こじんまりとしてるかも。その分、765のアイドルたちの描写が丁寧で、TV版ではあんなだった子が頼もしく育ったなあみたいな感慨もあり。特に伊織の描き方は高飛車なお嬢様という基本設定を崩さずに頼りないリーダーの春香や後輩たちを気遣う立ち回りは本作で一番の美味しい役どころかと。
新キャラは歌ったりはしないでバックダンサーとして、あくまでゲスト的な役回りだけど、可奈と志保は中盤からのストーリーを駆動させていく役割なのでやや目立つ扱い。可奈の過食太りをコメディとして描かない優しさはとてもいいな。でも個人的にいえばポチャ顔の方がかわいいと思った。痩せてちょっと残念。志保はプロとして真っ当な事を言ってるのに春香さんの謎の765イズムに負けてしまうのはいささか可哀想でもある。
ライブシーンは劇場版らしく、アリーナ規模の会場をCGでフルセット組んでカメラをぶん回すスケール感あふれる大迫力のクオリティ。最近のアニメは凄いもんだね。ボリュームも1曲分ほぼフルでそこは良かったのだが、欲を言えば序盤や中盤でもライブシーンを入れて欲しかった。アイマスのライブはロボットアニメの戦闘シーンみたいなもんだからな。