日記。

閃光のハサウェイ、上田麗奈ヴォイスで富野台詞をベジャるエキセントリック美女を村瀬監督がシュッと流麗に描くガンダム…悪くないじゃない。
何年経っても女運が悪すぎるハサウェイ、自覚がある分始末に負えないな。ギギがケネスに駆け寄るシーンで顔真っ黒にする演出には思わず爆笑しちゃったわ。
衛星間シャトルハイジャックに5.56mmアサルトカービン使う偽マフティーはちょっと命知らずか多分馬鹿。そして最新鋭ガンダムのコクピットに搭載されているMAGPUL FPG！時を越えて法執行機関に正式採用されるとか胸熱じゃね？
ドルビーシネマのATMOS音響はハサウェイのようなアトラクション的プログラムには非常に相性が良いなあと思えたけど、一番良かったのはカプセル回収に向かうギャルセゾンがブースターで垂直離陸するシーンが重低音プラスゆったり目の重量感のある定位の移動だったな。
閃光のハサウェイはたしかに良くできたアニメ映画であったけど、僕が望むガンダム映画ではなかったんだよなあ。ないものねだりと分かっていてもミノフスキークラフトで飛び回るガンダム同士のファンネルバトルよりも名もないジオン残党たちが地上を這いずり回るガンダム映画が見たいんだよ。